志望動機は経験の活用をアピール

未経験の職種の求人募集に応募する際、新卒と中途採用では志望動機の問われ方が違います。大きく違う点は即戦力であるかどうかです。新卒の場合は、抽象的なものや精神論であっても許されます。中途採用の場合は、応募した会社でやりたいことを具体的に考えているかを見ています。

未経験だからといって過去の経験が全く活かせない訳ではありません。経験職種でさえ、未経験の状況に遭遇することがあります。その場合に、過去の経験をどう活かし解決するのか、その順応性を会社側は求めています。経験は単に職種に留まりません。社会人として必要な一般常識とビジネスマナーや、どの職種であっても実務をこなしていける能力があるのかを求めています。直接的な経験がないことは大きなハンデキャップです。しかし経験がなくてもこの人なら問題ないだろうと納得させることができるかです。

そこで志望動機では、精神論や自分の理想を語るのではなく、自分が経験し身に付けた能力や技術の具体例を挙げながら説明し、明日からでも会社の戦力となり働けることをアピールします。アピールする事は2つで、経験を根拠に、一つ目は会社に入ってから自分がやりたいことは何か、二つ目はこの会社で自分ができることは何かです。

具体例では、前職が経理で営業職に応募する場合、経理だけでなく会社全体の流れや動きを把握できたので、その経理の知識を活かし、財務知識のある営業マンとして活躍できる点をアピールします。このように、転職だからこそ新しい感覚で仕事に挑める点をアピールします。採用側もできない人には用はありません。その厳しさを肝に銘じ、入念な準備で採用試験に挑む必要があります。おすすめサイト未経験採用を勝ち取ろうでノウハウを学びましょう。